個人からは慎重に受注しろ

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これは経験則的な部分で、法人と個人どちらがトラブルになりやすいかと言うと、間違いなく個人です。法人ならトラブルにならないというわけでは有りません。でも、個人の方が圧倒的に逃げやすい、無茶苦茶なことをしやすい傾向にあるのです。

なぜ個人のお客さんに注意すべきなのか？

ホームページ制作をやっていると本当に色々なお客さんがいますが、個人事業主、場合によっては個人事業の届出を出しているかどうかも怪しい単なる個人は（失礼ながら）圧倒的に変なリクエストが多いです。

例えばこんな感じです。

• 今自分は会社で働いているんだけど、新しい事業をしようと構想を練っていてそのホームページを作って欲しい。
  →こういうパターンは、本業が忙しくなったから・・・とかいう理由で事業自体がスタートせずにポシャる可能性が高い。
• 予算が無いので、２万円くらいでホームページを作ってくれませんか？
  →極端に予算が低く、思い描いていることとの乖離が激しい。結局予算が払えず不払いになる可能性が大。
• SEOというのは100％上位表示できるものだと思っている。
  →上位表示できないじゃないか。金返せ、とかもう金払わないとなりがち。
• ビジネスは人と人とのつながりが大切。サイトを作る前に一緒にメシ食べようよ！
  →起業に夢を思い描いているだけで、本当にやるかどうか未知数。コミュニティだの人との絆などといったキーワードが好きでたまらないだけの人。

などなど。

冗談のようですが、実際に私が会ったことがある人ばかりです。
まあ出るわ出るわ。珍問のオンパレードなのです。

個人の方にもしっかりビジネス経験を積んできて、その上で節度ある発注をしてくれる人ももちろん少なく有りません。でも、法人と比較すると圧倒的にリスクをはらんだお客さんが多いのも事実です。

個人のお客さんを相手にするには、半金を前払いでもらうなど、先にお金をもらっておいてから作業するなど何らかのリスクヘッジをしておく必要があるでしょう。